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西安で歴史とグルメを楽しむ6つの観光地【一人旅もおすすめ】

「中国・西安」で歴史とグルメを楽しむ6つのスポット【一人旅もおすすめ】

中国の観光地と言えば、北京、上海、広州といった海に接する大都市が多いです。一方、中国内陸地は、観光できる場所が少ないと思われている方もいると思います。

実は、中国の内陸の都市は、歴史的にも立派である都市が多いです。また、中国の経済発展に伴い、北京や上海に劣らないほどの規模となりました。今回は、中国の内陸を代表する「西安」の歴史とグルメを楽しむ6つのスポットをご紹介します。

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西安で歴史とグルメが楽しめる6つの観光地をご紹介

中国・西安は日本からすぐ行ける

「中国・西安」を初めて聞いたという方に簡単に、西安とはどのような街なのかご紹介です。西安は、中国語の発音では「xi'an(スィーアン)」と呼ばれています。工業地として発展しておりで、航空・宇宙分野に優れた大学などの研究機関がある科学技術都市です。

 

陝西省の省都

中国・西安は、中国のほぼ中央に位置する「陝西省」に位置します。陝西省は、西安が最大の都市であり省都です。西安のほかには、西安の玄関口でもある「咸陽市」や、三国志で有名な「漢中市」があります。

陝西省の省都

日本からは飛行機が便利

西安へ行く手段として、日本からは飛行機が便利です。中国系航空会社が日本と西安の直行便を出しています

 

 成田空港から西安
成田空港から西安(咸陽空港)までは、「海南航空」と「中国東方航空」が運行しています。2020年現在で、海南航空は週三便(月・水・金)中国東方航空は週四便(火、水、木、金)と上海経由週二便(火、日)です。

 

 関西国際空港から西安
関西国際空港から西安(咸陽空港)までは、春秋航空が朝の時間帯に週七便と夜の時間帯に週一便(水)の2便運航しています。

 

キングダムで有名な長安

西安は、過去に中国を統一した「秦」や「唐」の王朝が都とした都市です。秦が統一する前は、春秋戦国時代の背景を漫画にした「キングダム」でもおなじみの舞台でもあります。

 

 シルクロードの起点
唐の時代、長安はシルクロードの東の拠点として、ヨーロッパと交易を行っていました。また、長安はイスラム教徒の接点も多く、現在の西安にはイスラム系民族(回民族)の街もあります。

 

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中国・西安で歴史とグルメを楽しむ6つのスポット

西安は、歴史的に古い街です。長安時代から残る中国らしい建物だけでなく、イスラム系の寺院もあり、西安がシルクロードの起点であったことを感じられます。世界遺産で有名な兵馬俑や大雁塔も西安市街地からすぐ行ける距離にあり、観光としておすすめの都市です。イスラム系民族のナイトマーケットでのグルメ情報も合わせて、西安を楽しめる6つのスポットをご紹介します。

おすすめポイント

①西安鐘楼

②西安鼓楼

③兵馬俑

④大雁塔

⑤西城門

⑥回民街(北院門街)

①西安鐘楼

中国・西安で歴史とグルメを楽しむスポット1つ目は、西安鐘楼です。西安鐘楼は、市の中心にあり、西安のシンボル的存在でもあります。1384年、明朝の時代に洪武帝によって建設されたあと、1582に年に現在の西安市中心部に移設されました。現在の場所に移されて440年ほどの歴史を持つ西安鐘楼です。木造の建造物で、高さは36mあります。

 

 インスタ映えスポットでおすすめ
西安鐘楼は、西安市内のインスタ映えスポットとしても人気です。市内の中心部にあることから、休みの日になると周辺は多くの観光客でにぎわいます。夜には、西安鐘楼がライトアップされ、美しく輝くことで有名です。全体がライトアップされた西安鐘楼を見れば、中国の歴史建造物の偉大さを感じられるはずです。

インスタ映えスポットでおすすめ

 

②西安鼓楼

西安鐘楼からほんの少し離れた場所にあるのが、西安鼓楼です。明の時代に朱元璋によって建てられました。西安鐘楼と同じく建物は木造で、高さは34mとほぼ同じです。西安鼓楼の北側には、回民族と呼ばれるイスラム教徒が住んでおり、イスラム教徒のモスクである「清真寺」もあります。

西安鼓楼

 

 「西安鐘楼」と「西安鼓楼」の違い
西安鼓楼は、形状が多少異なるものの、西安鐘楼よほぼ似たような建物です。西安鼓楼と西安鐘楼の違いは、用途にあります。「西安鐘楼」は、朝に鐘を鳴らして、時刻を伝えていました。一方で、「西安鼓楼」は、鐘ではなく太鼓を叩いて、夕方の時刻を伝えていたそうです。西安鐘楼→朝の時刻を伝える、西安鼓楼→夕方の時刻を伝える。朝と夕方の時刻を伝えるために2つもあるなんて贅沢ですね。

「西安鐘楼」と「西安鼓楼」の違い

 

③兵馬俑

中国・西安で歴史とグルメを楽しむスポットの3つ目は、兵馬俑です。中国で55ヶ所ある世界遺産の一つで、歴史ある場所でもあります。兵馬俑は、西安市街地からバスで1時間ほどの場所です。

兵馬俑

 

 秦始皇帝の副葬物
「兵馬俑って聞いたことがあるけど、そもそもなに?」と思われる方に簡単に説明してみます。兵馬俑は、中国が秦であった時代の王「始皇帝」の墓の一部です。兵馬俑の「兵」は兵の人形、「馬」は馬の人形、「俑」は人の形をした人形を意味します。

日本の古墳と同じように、中国でも国王が死ぬと副葬物として、これらの人形を一緒に埋葬していました。2200年前の秦の時代の副葬物が、1974年に発掘され、歴史的に重要な史料とみなされたことで、世界遺産として登録されたのが経緯です。

秦始皇帝の副葬物

 

 6000体の兵馬俑
兵馬俑が納められている「秦始皇馬俑博物館」には、1号坑、2号坑、3号坑の3つの施設があります。それぞれの施設は、巨大なホールになっており、発掘された兵馬俑がそのまま展示されていました。この巨大なホールでは、全部で6000体の兵馬俑がいるそうです。

6000体の兵馬俑

 

 兵馬俑もインスタスポット
兵馬俑博物館の敷地内は、特に制限がなく自由に撮影ができました。3つの坑の撮影はインスタ映えになりますが、博物館の外では兵の恰好をして記念撮影ができます。鎧の後ろに立っているだけですが、兵馬俑に来た記念にもなる撮影スポットです。

兵馬俑もインスタスポット

 

④大雁塔

中国・西安で歴史とグルメを楽しむスポットの4つ目は、大雁塔です。大雁塔とは、唐の時代に玄奘三蔵という高僧がインドから持ち帰った書物を保存するために「大慈恩寺」の敷地に建てられた塔です。

大雁塔

 

 世界遺産に登録
「玄奘三蔵」という名前を聞いて、西遊記を思い浮かべた方は鋭いです。孫悟空や猪八戒が出てくる「西遊記」は、玄奘三蔵によって記されました。インドの書物が保存されている大雁塔を含む大慈恩寺は、2014年に「<シルクロード:長安-天山回廊の交易路網」として世界遺産に登録されています

 

⑤西城門

中国・西安で歴史とグルメを楽しむスポットの5つ目は、「西城門」。西安の街に入ると気づくのが、城壁に囲まれた街であるということです。この西安の城壁は、明の時代にレンガを用いて築き上げられたとされています。

西城門

 

 城壁を1周
西安市街地を囲んでいる城壁には、登ることができます。街の中心を囲むように1周の城壁であり、周囲は約14kmです。城壁の上では、散歩ができるほかレンタル自転車も置かれており、1周することができます途中にいくつか門があるため、疲れたらそのまま降りることも可能です。

城壁を1周

 

 西城門は入場料が必要
中国の観光地は、基本的にどこの場所でも入場料が必要です。しかも、金額が結構高いのが難点。西城門も特になにかあるというわけでもありませんが、城壁の上に登るには入場券を買わなければなりません。金額が変わってなければ、入場料は54元(約850円)です。まあまあ高いですが、城壁から見る景色もなかなか良かった。

西城門は入場料が必要

 

⑥回民街(北院門街)

中国・西安で歴史とグルメを楽しむスポットの6つ目 は、「回民街(北院門街)」。回民とは、中国語でイスラム系の民族の意味です。日本でもチャイナタウンがあるように、中国にも少数民族のイスラム系の街が存在します。

回民街(北院門街)

 

 西安のグルメの街
「イスラム系の街に何があるのか?」と思われる方も多いはずです。この西安の回民街は、グルメのスポットとして地元西安人だけでなく、世界からの観光客が多く訪れます。

西安のグルメの街

 

 回民街2大グルメ「ビャンビャン麺」
西安の回民街で、絶対に食べておきたい2大グルメがあります。1つ目は、「ビャンビャン麺」です。刀削麺のような平べったい麺に、牛肉や野菜、パクチーがのっています。中華風のスープが美味しく、好みによって辛さを加えられる料理です。

回民街2大グルメ「ビャンビャン麺」

 

 「ビャンビャン麺」の漢字がすごい
「ビャンビャン麺」、なぜカタカナで表したかというと、漢字にできないためです。中国語の入力でも漢字がないため、ブログ上で漢字を書けません。そこで、お土産に「ビャンビャン麺」を買ったので、漢字を見てください。下の画像の赤色の菱形の漢字です。58画で構成されており、おそらく「ビャンビャン麺」にしか使わない漢字だと思います。

「ビャンビャン麺」の漢字がやばい…

 

 回民街2大グルメ「肉夾饃」
回民街2大グルメの2つ目は、「肉夾饃(row jia mo)」です。肉夾饃は、ハンバーガーのような記事に、牛肉をすりつぶしたモノが入っています。特製の出汁や、塩コショウの味が効いており美味しいです。日本でも食べられるところがあるらしいので、食べ比べもおすすめ。

回民街2大グルメ「肉夾饃」

 

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【おまけ】西安から日帰りで行ける世界遺産

西安だけでも十分観光できますが、西安から少し離れた場所に世界遺産があります。長安と同じく、中国古代都として栄えた「洛陽」です。洛陽は、西安の高速鉄道駅「西安北駅」から90分ほどの場所にあります。

 

洛陽の龍門石窟

河南省洛陽市にある巨大な石窟は、2000年に世界遺産に登録されました。洛陽に遷都された494年から掘削が行われ、以後400年の間続いたそうです。大小合わせて10万体におよぶ石像が彫られ、その美しさと歴史から世界遺産に認定されました。

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「龍門石窟」は、中国河南省・洛陽にある世界遺産です。400年もの歳月をかけて彫られた龍面石窟は、中国三大石窟の1つとされています。西安からも高速鉄道でアクセス距離であるため、日帰り観光におすすめです。

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洛陽の龍門石窟

 

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 中国のおすすめ観光地

上海は街そのものが観光地ですが、近郊都市も栄えており世界遺産の西湖や、日本でもお馴染みの紹興酒の発祥の地があります。

高速鉄道で日帰りで行けるので、上海旅行のついでに立ち寄ってみてください。

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中国ではネット規制に注意

中国では政府によって、インターネットの規制が行われているため、日本で当たり前に使用しているサービスが使えません。

しかし、その規制を突破する方法があります。中国でも快適にインターネットやLINEを楽しめる方法もご覧ください。

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