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わたしが商社を3年で退職した6つの理由【超ホワイト企業捨てました】

わたしが商社を3年で退職した理由【超ホワイト企業捨てました】

わたしは現在、フリーとして仕事をしています。

フリーになる前は、東京都内にある「商社」で働いていました。

 

 商社を3年で退職

就活の華とも言われる商社に新卒で入社した「わたし」ですが、3年を経たずに退職しました

今回の記事では、「3年以内の離職率が30%」と言われる現代日本の悩みに対して、悪い意味で貢献した理由をまとめます。

 

 ちなみにブラック企業ではない

退職した理由を話す前に、わたしが在籍していた会社からご紹介します。

「3年以内で退職した」と聞くと、「どうせブラック企業じゃないの?」と思われるかもしれませんが、現代日本でいわれる圧倒的な「ホワイト企業」でした。

以下が、わたしが働いていた会社です。一切盛っていません。

 

わたしが退職したホワイト企業

・誰もが知る大企業の子会社

・残業代100%支給

・年間有給15日(2年後ごと+2日)

・休日出勤割り増し+代休

・2年目で年収400万円~

・規模1000人以下でありながら労働組合が最強

 

 超ホワイトです

上記のとおり、大きなパワハラや賃金の不満ということも一切なく、退職した理由以外では本当に素晴らしい会社です。

一度退職した人を再度受け入れるほどの心が広い会社で、普通に在籍していれば終身雇用も保証されています。

小規模の会社だったので、課長クラスで年収1,000万円を超えている上司もいました

このように、会社のことを話すと羨ましがられる「ホワイト企業」でしたが、退職から半年過ぎた今でも後悔はありません

わたしが商社を3年で退職した理由【超ホワイト企業捨てました】

 

わたしが商社を3年で退職した6つの理由

わたしが在籍していた会社についてご紹介したところで、「超ホワイト企業」の商社を退職した理由を話します。

「将来を保証された年収」、「親会社の福利厚生を享受できる」、「無理なく働ける環境」を捨て、なぜ3年で退職したのかをまとめました。

以下の6つのとおりです。

商社を3年で退職した理由

①将来性を感じない

②雰囲気が最悪

③毎日がサンドバック

④成長できると感じない

⑤尊敬できる上司がいなかった

⑥10年後を考えて幸せになれないと感じた

それでは、1つずつ理由について解説していきます。

 

①将来性を感じない

1つ目は、会社の将来性を感じなかったことです。

わたしがいた会社のビジネスモデルは、「固定の仕入れ先から、固定の顧客に商材を販売する」というルートセールスです。

顧客先も日本を代表する大企業ばかりでしたので、よほどのことがない限り「売り上げが止まる」ことがありません

数千万~億レベルの商材+定常品を売っていたこともあり、リスク的にも低い会社でした。

わたしが商社を3年で退職した理由【超ホワイト企業捨てました】

 

 安定だけどこれ以上稼げない

一見、「会社として安定しているし、将来的にも困らなさそう」と思われるかもしれません。

半分当たっていて、半分間違っていると思います。

売り上げは安定していましたが、「売り上げが伸びることがなかった」ためです。

固定客が付いているので売れるには売れます。

ただし、新規開拓できる営業力がなかったので、売り上げを伸ばせる会社ではありませんでした

 

 絶対に売れるからという安心

ルートセールスは、一言でいうと「楽」です。

新しい人に会いに行く機会もほとんどなかったため、営業も簡単でした。

しかし、新しい顧客先を見つけることはできませんね。

ルートセールスは絶対売れるという安心を持てますが、逆に言えば会社が成長することもありませんし、客先に切られたら一瞬で終わりです

 

②雰囲気が最悪

わたし個人的に「会社の雰囲気」は、業務のモチベーションにかなり影響します。

何度も言いますが、わたしの会社はブラック企業ではありません。

「大声で怒鳴られたり」、「ストリートファイターや鉄拳のような社員の衝突」も一切ありませんでした。

わたしが商社を3年で退職した理由【超ホワイト企業捨てました】

 

 陰湿な人が多かった

表面的には大きな衝突やパワハラといったものはありませんでしたが、見えない部分での陰湿さが多い会社でした。

例えば、「新卒で入ってきた社員に対して回付物を渡さない」、「無意味な2時間のサイレント説教」、「誰々の過去はこうで、くそ野郎なんだぜ」といった感じです。

端的に言い表すとまさに「中学校」のような環境でした。

さらに失望したのは、若手の間ではなく、40代以上の大人が陰湿なサイレント嫌がらせをしていたという点です。

 

③毎日がサンドバック

商社で働いている話すと、「リモワのスーツケースを引っ張って、航空会社の上級会員でラウンジでまったりしながら英語で取引先と連絡」という意味不明なイメージを持たれます。

上記のスーパーエリート商社の社員は、総合商社でもめったにいないと思います。

世間は「商社勤務」という肩書に対して、あまり華やかなイメージを持たない方がいいです。

実際には、かなり泥臭く、ストレスしかかからないような業務ばかりですので…

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 エブリデー・トラブル

商社にもいろいろなビジネスモデルがありますが、わたしの会社は輸入がメインでした。

仕入れ先であるヨーロッパ・アメリカのメーカーが製造した「商材」を日本の「顧客(日本メーカー)」に販売するというのが主な事業です。

簡単そうに見えますが、ノートラブルで終わることはほぼありません

必ず、仕入れ先の欧米メーカーでトラブルが発生します。

 

 日本の顧客・海外メーカー・上長からサンドバック

商社ではトラブルが発生すると、以下の構図に従ってサンドバックになります。

トラブル発生→納入先の日本企業から猛烈クレーム→海外の仕入れ先「ノープロブレムだぜ」→上長「(わたし)君~、この状況どげんかせんといかんよ」

 

ブログなので表現を和らげましたが、実際には放送コードぎりぎりの罵声も客や仕入れ先からありました。

 

 日帰りで中国地方に土下座巡業

あまりにもトラブルが解決しない場合は、客先に状況説明するためわざわざ地方に行っていました。これを「土下座巡業」といいます。

わたしが経験したのは、「東京にある会社に出勤して、朝一でトラブルの連絡を受け、午前の便で中国地方の客先に向かい土下座、最終便で東京に戻る」といった巡業です。

先輩にも、「午前中に客先激おこプンプン丸の連絡を受けて、午後の便で地方に土下座巡業、5分で謝って帰京」という方もいました。

スポーツジムなどにあるサンドバックってまだまだかわいいですよ。

この「サンドバック構図」は1ヵ月に何回も起こるので、メンタル弱い方は商社おすすめしません。

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④成長できると感じない

仕事と人生を別に考えている方も多いと思いますが、わたしは仕事を生活のなかに位置付けていました。

つまり、人生の成長ににメリットがない仕事は、受け入れらないタイプです。

在籍していた会社は、「年収も良く」、「休みも多く」、「特別なルール」もなかったので、緩さを求める人だと天国のような場所でした

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 成長できない

毎日サンドバックとなりながらも、お金のためにいちおう働き、のほほんと過ごしていました

しかし、2年目の後半から「なにか、違うな」と思うようになったのがターニングポイントです。

もちろん、普通に貿易業務も行えるようになりましたし、商材や業界の知識、ビジネスで使える英語も学べました

ただ、その知識やスキルってこの会社である必要はないのでは?と、ひねくれた発想を持つようになります。

 

 誰でもできる仕事

ぶっちゃけ、この仕事って「簡単な英語さえできれば中学生でもできるんじゃないか」と感じるようになりました。

とある日、上司と会社について話している際に、「うちの会社は無能でもできるし、無能が残っていく会社」と言ってたのが、今でも頭に残っています。

この言葉を聞いて、「成長できない会社なのでは?」という予想が、確信に変わり退職するという思考が徐々に固まっていきました

 

⑤尊敬できる上司がいなかった

ここから、「退職」という二文字がだんだんと現実になっていきます。

自分が成長をしたいという目標を持つには、「尊敬できる上司」という存在が必要です。

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 成長するためには「対象」が必要

子供の頃、みなさん夢を持ちますよね?

わたしは小学生のころから野球が好きで、当時は松坂大輔や松井稼頭央などスーパースターと言われる選手が人気です。

そのスーパースターという選手を目標にしながら、毎日野球の練習をして、中学校でも野球部に入り継続して「成長」を目指していました。

 

 社会人になっても同じ

社会人になっても「スーパースターを目標にして、成長したい」というのは同じ考えだと思います。

しかし、わたしが在籍していた会社に、「こんな上司のようなキャリアを歩みたい」という方がいませんでした

これが、退職につながる大きな原因だと今でも思っています。

自分があこがれる対象がいないと、仕事が楽しくても将来的なキャリアとして成長するのは難しい悟りました。

 

⑥10年後を考えて幸せになれないと感じた

みなさんは、会社での将来をどういう風にイメージしていますか?

わたしは、10歳上の上司を「自分の将来」として見ていました。

だいたい、30歳中盤~30歳後半の働き盛りと言われる年代が、自分の10年後です。

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 死んだ顔した人ばかりだった

わたしの会社は、20~30代が少なく、40代~の人口が多い会社です。

そのため、5、6人ほどしか対象となる方がいなかったので、すぐに見て回れました。

その結果、全員とは言いませんが、ほぼ「顔が死んでいました」

失礼な言い方だと十分承知していますし、悪く言う気持ちは一切ありません。

 

 「何が楽しいのか」という疑念

しかし、そのような表情を見て、「なにが楽しくて、この会社で仕事をしているんだろう」と思うようになりました。

覇気のない顔になってしまうということは、会社に対して「複雑な気持ちがありながら仕事をしている」と思います。

もちろん、生き生きとした顔をしろとは言いません。でも、普通に考えて、怖くなりませんか?

ホワイト企業でありながら、先輩方の表情を見て一気に不安となったのが、退職の決め手かもしれません。

 

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【まとめ】ホワイト企業がすべてではない

わたしは超ホワイトと言われる商社を3年で退職しました。

理由を6つご紹介しましたが、もちろんこれらが全てではありませんし、わたしにも原因があります。また、素晴らしいと思える点もたくさんある会社でした。

しかし、結果として離れたことに今でも後悔はありません。

このように「ホワイト企業がすべてではない」ということを知っていただければ幸いです。

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