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「香港デモ」香港で過ごした年末年末(2019年12月29日~1月1日)③【平和デモと衝突】

「香港デモ」香港で過ごした年末年末の様子を紹介(2019年12月29日~2020年1月1日)③【香港市民による平和なデモと突然の衝突】

第2回「「香港デモ」香港で過ごした年末年末(2019年12月29日~1月1日)② 【破壊された街】」では、デモ隊と警察の衝突によって破壊された香港の街をご紹介しました。

3回目となる「「香港デモ」香港で過ごした年末年末(2019年12月29日~1月1日③【平和デモと衝突】」では、香港市民による平和なデモ、そしてデモ隊と警察の衝突について話をします。12月30日の夕方から年を越した直後の1月1日深夜までの出来事です。

香港市民による平和なデモ

年末を迎える香港では、デモ集会が呼び掛けられていました。全て警察の許可を取った合法の集会です。12月30日には「祈りの集会」。12月31日には「手つなぎ集会」。1月1日には「大規模集会」の3つが予定されていました。

 

祈りの集会(12月30日)

12月30日(月)の夕方、エディンバラプレイ(愛丁堡広場)で小規模の集会が行われました。この集会は通常のデモではなく、この半年間に逃亡犯条例改正案関係で亡くなった人への追悼を行うための集会です。

祈りの集会(12月30日)

 

「光復香港」、「時代革命」、「五大訴求」は、今回の香港デモの合言葉とされています。

祈りの集会(12月30日)

 

 半年間で多くの人が亡くなった
この半年で逃亡犯条例改正案関係で亡くなった人は、自殺256名、変死体2,537名(デモ隊発表数)です。この死者数については、恐怖を感じました。変死体が2,500名近く出ている状況が普通となっているのが、香港の現状です。

祈りの集会(12月30日)

 

12月30日に行われた追悼集会は、特に大きく発展するようなことはなかったため、様子を見て帰ることにしました。帰ろうとしたときに、集会の参加者である香港人女性に「何かメッセージを書いてほしい」と頼まれたため、「香港加油」とだけ書きました。

祈りの集会(12月30日)

 

手つなぎ集会(12月31日)

今回の香港滞在中に行われる大規模集会は、12月31日に行われる手つなぎ集会1月1日に行われるデモ行進です。この2つのデモは、日本でも報道されていました。

祈りの集会(12月30日)

 

予め情報をデモが行われると聞いていたため、香港九龍地区のネイザンロードで待機をしていました。12月31日のデモも警察の許可を取っている合法集会です。

祈りの集会(12月30日)

 

 歩道上で一直線上に連なるデモ
20時を過ぎた頃に、デモが始まりました。デモの合言葉を声に出しながら、ネイザンロードには黒マスクを着けた老若男女が一列に手を繋ぎ行進をしていました。もちろん、観光客や一般人もいるため、歩道に配慮しながらデモが行われています。

祈りの集会(12月30日)

 

 平和に終わったデモ
12月31日に行われた「手つなぎデモ」は、終了時刻の21時30分頃に予定通り終了。デモが終わったあと、特に問題が起こることなく各自解散していました。

その後、一度ホテルに戻って、休憩をしたあとに、年明けのカウントダウンが行われるビクトリア湾に行きました。

祈りの集会(12月30日)

 

 平和な年越し
香港での年越しは初めてです。年越しの10分前になると香港人を中心に、一気に人が集集まりました。香港に来てから何回も聞き、頭に焼き付いてしまった「香港に栄光あれ」を聴きながら2020年を迎えた新鮮な年越しです。

祈りの集会(12月30日)

 

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突然の衝突

私は年越しを迎えたあと、歩きすぎた疲労や次の日に備えて、すぐにホテルに戻ることにしました。ホテルへの帰り道でも何も起こることなく、香港人も帰宅しており、これから起こる衝突など予想もできませんでした。

 

デモ隊と警察の衝突が発生

ホテルに到着し、シャワーを浴びて寝ようとしていた時のことでした。モンコック(旺角)でデモ隊と警察の衝突が起きたという情報が入ったのです。すぐに用意をし、衝突が発生している現場に向かいました

 

戦場と化した深夜の香港の街

到着して目に入ったのは、ネイザンロードの車道に広がったゴミや破壊された公共物の破片です。さらに、奥に進んでいくと、急に目と息が苦しくなりました。催眠ガスです。

現場に到着する前に、警察によって催眠ガスが使用されたようで、目が痛く、体の調子が一気に悪くなりました

祈りの集会(12月30日)

 

 催眠ガスは体に負担大
ホテルを駆け出してしまったため、マスクなしで耐えていました。催眠ガスと聞くと眠くなりように思われますが、目に対して強烈な痛みを与える武器です。目だけではなく、体全体が重く、歩くのすら厳しいほど威力でした。

祈りの集会(12月30日)

 

 警察の壁
奥に進むと見えてきたのが、複数の警察官が道を封鎖して壁を作っている様子です。人を通過させないようにガッチリと道を封鎖していました。さらに、その奥には大量の警察車両が待機しており、デモ隊と衝突をしているようです。

祈りの集会(12月30日)

 

警察が壁を作っているため、これ以上前へは進めませんでした。今回の香港訪問で必ず守ることとして決めたことは、プレスより前に出ないことです。これ以上進むのは、危険と判断しました。

祈りの集会(12月30日)

 

破壊される香港の街

その後、何も動きがなかったので、ホテルに戻ることにしました。周りの香港人も家に帰りは始めていたので、離れるのが良さそうな雰囲気でした。途中、破壊された信号機や道路に散乱したゴミを見ながら、何とも言えない気持ちになったのが、この日のダイジェストです。

破壊される香港の街

 

次回の最終回では、「香港デモ」香港で過ごした年末年末(2019年12月29日~1月1日)④【元旦デモと衝突】の様子を記事にします。

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