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上海から日帰りで行ける杭州の魅力とは?【アリババの街】

上海から日帰りできる「中国・杭州市」の魅力とは?【龍井茶の買い方も説明】

中国には、これまでに複数回旅行に行きましたが、どれも魅力的な都市ばかりでした。中国は、イタリアと並び世界で最も多い「世界遺産」の登録数を持つ国です。今回は、中国の世界遺産55ヶ所の1つである中国・杭州市にある「西湖」について、記事を書いてみます。歴史だけでなく、伝説を持つ世界遺産「西湖」の美しさは、人生で一度は訪れるべき湖です。上海からも日帰り旅行できるため、上海旅行のついでに行くのもおすすめ。

杭州市は上海から日帰り可能

中国・杭州市の基本情報からです。中国・杭州市は、中国語の発音では、「hang zhou」と発音します。広東省にある「広州市(guang zhou)」と日本語読みが同じであるため、ごちゃごちゃにならないように注意です。

 

中国・浙江省の省都

中国・杭州市は、浙江省にあります。地図で見ると上海の隣にあります。そして浙江省と言えば、杭州市以外にも「紹興市」、「寧波市」、「温州市」など日本でも有名な都市が多いです。なお、杭州市は浙江省の省都でもあります

中国・浙江省の省都

 

 アリババの本社があることでも有名
浙江省の省都・杭州市と聞いて、あまりピンとこない方も多いと思います。杭州市は、世界的に有名なIT企業である「アリババ(阿里巴巴)」の本社があることで知られている都市です。北京でもなく上海でもなく、杭州という街でアリババは誕生しました。

 

上海から杭州市までのアクセス方法

杭州市までのアクセス方法は、高速鉄道での移動が便利です。上海西部にあるターミナル駅「上海虹橋駅」からは、浙江省方面への高速鉄道が利用できます。

 

 上海虹橋駅から高速鉄道を使う
上海から杭州市までは、上海虹橋駅からが便利です。浙江省の省都「杭州市」までの高速鉄道は、上海虹橋駅から1時間に4~6本ほど出ています。事前に高速鉄道の切符を予約してもいいですし、当日チケット売り場で購入するのもいいです。ただし、休日は高速鉄道の切符が取りにくいため、注意しましょう

上海虹橋駅から高速鉄道を使う

 

 杭州までは1時間
上海から杭州までの所要時間は、高速鉄道で1時間ほどです。高速鉄道の列車によって停車駅が異なるため多少前後しますが、ほぼ1時間と思って問題ありません。上海から1時間ほどの場所にあるため、日帰りでも十分に楽しめます。

 

 杭州までの運賃は1,100円から
上海虹橋駅から杭州まで向かう場合の高速鉄道の運賃は、1,100円から購入できます。高速鉄道の列車種別に異なりますが、二等席は73元(約1,100円)、一等席は117元(約1,800円)、ビジネス席は219.50元(約3,500円)。さらに安い高速鉄道のチケットもありますが、1,000円前後で上海から杭州まで行けると思ってください

 

 杭州東駅で下車
上海虹橋駅から浙江省・杭州市に高速鉄道でアクセスする場合、「杭州東駅」で下車します。上海虹橋駅から出発する杭州方面行の高速鉄道は、「杭州東駅」に停車するため、間違えなくて済みますね。

 

 杭州東駅からは地下鉄で中心地へ
高速鉄道で杭州東駅に着いたら、地下鉄で杭州市市街地に移動する必要があります。杭州東駅は、杭州市の外れに位置するため、観光地からは離れているためです。杭州市には、地下鉄が4路線整備されており、地下鉄を利用しての観光が便利でした。

 

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中国・杭州市の魅力は「世界遺産の湖と龍井茶」

中国・杭州市は、上海から高速鉄道で1時間ほど近い場所にあります。上海の大都会から少し離れた杭州は、世界遺産に指定されている「西湖」が有名です。さらに、中国の緑茶のなかでも最高級と言われる「龍井茶」の生産地でもあります。

中国・杭州市は世界遺産の湖と緑茶が有名

 

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世界遺産「西湖」

まずは、杭州にある世界遺産「西湖」です。西湖は、2011年に世界文化遺産に登録されました。また、2006年には、中国の観光地等級で最高のAAAAA級旅行景区に指定されています。

世界遺産「西湖」

 

西湖までのアクセス

杭州市の世界遺産「西湖」までのアクセス方法は、高速鉄道「杭州東駅」から地下鉄での移動です。杭州駅から杭州地下鉄1号線に乗り、「龍翔橋駅」で下車します。龍翔橋駅から西湖までは、徒歩5分ほどです。龍翔橋駅は、中国語簡体字だと「龙翔桥站(Long xiang qiao)」と書きます。

西湖までのアクセス

 

意外と小さい西湖

地下鉄「龍翔橋駅」を降りて、5分ほど歩くと目の前に西湖が見えてきます。この場所は、西湖の東側です。一面に広がる湖は、中国という先入観もあり広大に感じます。しかし、西湖の面積は約6.5km²と琵琶湖の100分の1で意外と狭いです。

 

物語の世界にいるかのような美しい景観

西湖は琵琶湖と比べる非常に狭いですが、西湖の魅力は景観です。周りを山に囲まれた西湖、西湖に浮かぶ橋やお寺は、全てが1つの景観となって美しさを映し出します。中国の世界遺産の景観には、毎度感動しますが、西湖は特に印象深いです。

物語の世界にいるかのような美しい景観

 

西湖十景

西湖には、テーマ別に分けられた10個の景色があります。南宋時代の地理書で伝えられているもので、「断橋残雪、平湖秋月、曲院風荷、蘇堤春暁、三潭印月、花港観魚、南屏晩鐘、雷峰夕照、柳浪聞鶯、双峰挿雲」の10個です。下の画像は、そのうちの曲院風荷(きょくいんふうか)です。西湖の片隅に蓮の花が広がります。

西湖十景

 

雷峰夕照

西湖10景のなかでも、特に景色として映えるのが「雷峰夕照(らいほうせきしょう)」です。雷峰夕照は、西湖の南側にある仏塔のことで、975年に建てられました。中国古代の伝説「白蛇伝」によると、宋の時代の住職が美しい人間に化けた蛇を閉じ込めたと記されています。なお、現在に残る仏塔は、2002年に再建されたものです。

雷峰夕照

 

西湖の観光はレンタル自転車が便利

西湖は面積的には狭いと言えども、徒歩での観光は難しいです。そこで、おすすめなのがレンタル自転車です。杭州には、レンタル自転車のステーションがあり、カードを手に入れれば誰でも利用できます。主要ステーションに係員がいるため、自転車を借りたいことを伝えてください。

西湖の観光はレンタル自転車が便利

 

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中国・杭州の銘茶「西湖龍井茶」

中国と言えば、お茶が有名です。杭州市の西湖では、中国十大銘茶の1つである「西湖龍井茶」が生産されています。中国では緑茶が最も飲まれており、なかでも「龍井茶」は中国緑茶の代表格です。また、龍井茶の「龍井」は、西湖近くにある「龍井村」が由来とされています。

地元杭州市では、「龍井茶」として呼ばれていますが、杭州市以外では「西湖龍井茶」と呼ばれていることもあるそうです。

中国・杭州の銘茶「西湖龍井茶」

 

中国国民が愛する龍井茶

龍井茶は、杭州市を代表するだけでなく、中国を代表する緑茶です。以前、エアチャイナ(中国国際航空)に乗ったときに、機内食のドリンクとして龍井茶を配っていました。それほど中国の代名詞に近いお茶です。

中国国民が愛する龍井茶

 

 香りを楽しむお茶
西湖で採れる龍井茶に限らず、中国茶は「香りを楽しむ」ことがメインです。龍井茶は日本緑茶の製法である「蒸す」のではなく、「炒る」ことで香りを強くさせています。茶葉を炒ることで、コーヒーのように香りがよく付けることができるためです。

香りを楽しむお茶

 

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【おまけ】本物の「西湖龍井茶」の買い方

杭州市名物の「龍井茶」を購入する際に、偽物の龍井茶の茶葉を買わないように気を付けてください。龍井茶の茶葉は、西湖周辺のお土産屋さんで購入することができます。ただし、なかには悪徳の店もあり、偽物龍井茶を販売している店も多いそうです

本物の「西湖龍井茶」を買う3つの方法

杭州で本物の「西湖龍井茶」を買う際に、以下の3つのことに気を付けてください。

①安すぎる龍井茶を購入しない

②評判の良い店を選ぶ

③龍井茶品質調査のページで照合

 ①安すぎる龍井茶を購入しない
中国だけでなくアジア全体で言えることですが、安すぎるモノを購入しないようにしましょう。基本的に、偽物は本物より「かなり」安く販売されていることがほとんどです。西湖周辺で販売されいている龍井茶に関しても、安すぎる茶葉を購入しないでください安すぎる茶葉は、そもそも龍井茶の品質水準をクリアした茶葉ではありません

龍井茶の場合、150元(約2,500円)くらいを最低価格として見積もった方が良いです。これより安い龍井茶は、偽物の可能性があります。

 

 ②評判の良い店を選ぶ
可能であれば、龍井茶を購入する前に、どこの店が良いかリサーチをしておいた方が良いです。ホテルや地元の人であれば、常日頃から龍井茶を購入していることや情報に精通しているため、どの店が本物の龍井茶を販売しているか教えてくれます。中国では、このようなネットワークが本当に大事です。

ちなみに、本物の龍井茶を販売してる店を聞く際には、「請問哪一家茶葉店賣真正的龍井茶?」このフレーズをそのまま見せてあげてください。訳は、「本物の龍井茶を販売している店はどれですか?」という意味です。

 

 ③龍井茶品質調査のページで照合
3つ目の方法は、龍井茶の品質調査のページで本物かどうかを知らべる方法です。龍井茶の茶葉を購入すると、下の画像のようなQRコードが貼られています。

龍井茶品質調査のページで照合

 

このQRコードをスマートフォンで読み込むと、次のようなページに転送されます。「龍井茶(西湖生産) 生産保証標識」と書かれています。

つまり、西湖で生産された龍井茶の茶葉であるかを調べられるページです。茶葉を購入したときに貼られているシールを外すと、16桁の番号が書かれています。その番号をこのページで入力すると、西湖のどこで生産された龍井茶が表示されるシステムです。

この生産保証ページに該当すれば、ほぼ本物と言っても問題ありません。ただし、念には念を入れることで、①、②の方法について実践した方が良いです。

龍井茶品質調査のページで照合

 

上海から日帰りで杭州を満喫

上海から高速鉄道で1時間の場所に、世界遺産「西湖」の景色を見られる場所があります。上海からも高速鉄道で行けば、日帰りで訪れらる観光地です。杭州の特産品「西湖龍井茶」を頂きながら、西湖を満喫してください。

 

 杭州から30分ほどの「浙江省・紹興市」もおすすめです

 

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